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金網の販売・加工品製造は創業1935年のAMICHUへ

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電磁波遮蔽実験

近年、パソコンや携帯電話,デジタル機器の急速な普及によるIT化が進み、それによる電子機器の誤動作が起こる問題が発生しています。弊社でも電磁波シールドを目的として、金網をご購入されるお客様がいらっしゃいます。最近では、高速道路料金所のETCに電波障害防止用に金網が使用されています。弊社では、2種類の金網を使ってシールド効果について実験してみました。使用しました金網は、ステンレス製ファインメッシュ金網(FM)、線径1.2mmx3メッシュ(開き目7.27mm目)ステンレス製平織り金網 線径0.57mmx10メッシュ(開き目1.97mm目)の2種類です。実験方法は、KEC法と呼ばれる、板状の試験体を基板に取付けて測定する方法です。 

実験装置
ファインメッシュ金網
線径1.2mmx3メッシュ
平織り金網 
線径0.57mmx10メッシュ

試験項目 電磁波遮蔽率測定(KEC法)
使用機器 スペクトラムアナライザR3361C(アドバンテスト)
RFプリアンプMH-648A(アンリツ)
RFアンプ8347A(HP)
シールド効果測定治具MA8602B(アンリツ)
測定方法 KEC法(電界)100kHz〜1GHz
使用金網 SUSファインメッシュ金網 線径1.2mmx3メッシュ(開き目7.27mm目)
SUS平織り金網 線径0.57mmx10メッシュ(開き目1.97mm目)
測定日 2006年8月4日 
温度 25℃
湿度 56%
気圧 1001hPa
試験場所 大阪府立産業技術総合研究所


実験結果から
金網使用することにより、電磁波遮蔽(防止)できることは実験からもわかりました。2種類の金網を比較してみると、開き目が細かい10メッシュの方が、シールド効果がありました。(上記表参照)しかし、目の細かい金網は、開口率が低く、美観、通気性の問題がありますので、お客様の使用目的によって選定頂きますようお願いします。
上記実験結果は、弊社が大阪府立産業技術総合研究所に依頼したものです。
データの無断転用はご遠慮下さいますようお願いします。また
金網を使用したシールド効果は、環境によって変わりますので、実際に使用される場合は、お客様にて実験して頂きますようお願いします。

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2023年5月8日更新